池袋の歴史的な名所・パワースポットとして知られているのが、威光山法明寺の境内にある「雑司ヶ谷 鬼子母神堂」です。安土桃山時代から現在に至るまで、赤ちゃんが無事生まれるように、健やかに子供が育つようにと願う人々が池袋まで参拝に訪れています。
法明寺では鬼子母神にちなんだ名物である「おせん団子」というお団子があります。
おせん団子の「おせん」とは鬼子母神の子供の人数が千人だったことが由来となっています。
おせん団子には、お寺に参拝した人がたくさんの子供を授かることができるようにという祈りが込められているのです。
元々江戸時代の参拝客が休憩する時に出されていたもので、当時はお土産としても好まれたそうです。
現在では月に三回の縁日の時に大黒堂で提供されています。
池袋に訪れた際に食べてみたいですね。
鬼子母神以外にも、巻物を咥えた姿が特徴的なお稲荷さんもありますし、樹齢700年以上と言われる御神木の銀杏も有名で昔から「子授け銀杏」として地元の人から親しまれています。